投球障害はなぜ起きるのか?

基本的な問題は2つです。
投げすぎ or 投げ方が悪いです。
この二つが改善されれば多くの場合は問題の解決になります。
中には筋肉の断裂や軟骨障害に至り、手術が必要な場合もあり、長くスポーツを続けたいのであれば、注意が必要です。
1、投げすぎ
肩は消耗品なんて言い方もされますが、それも一理あります。70歳以上になると30~40%の人の肩の筋肉が切れていると報告されています。肩に負担のかからない投げ方は必要ですが、それでも疲労などもあるので、投げ過ぎには注意です。
2、投げ方が悪い
こちらの問題はちょっと厄介かと思います。
投げ方が悪い原因は様々で簡単には問題が見つからないからです。今回の記事ではこの部分について考えていこうと思います。
投げ方が悪い原因は?
1、投げ方のイメージが悪い
2、片脚(投球側 右投げなら右足)でしっかり立てない
3、手首の動きが硬い(前腕の回内外ができない)
4、顔を止めて、身体を回旋できない
5、胸郭の柔軟性があるか
6、ランジ動作ができるか?左の股関節、足底に体重がしっかり乗せられるか?
etc
上げるとキリがないです。見た目としては肘が上がらないとかいろいろありますが、
肘が上がらないのにもいろんな原因があって、これは一人一人確認しないといけません。
投球障害肩を改善するには?
専門家の意見を聞くのが良いかと思います。
投球障害肩は投げすぎでなければ、休んで治るものではないです。
(痛みが出た際には炎症が起きている場合があるので休む期間も必要です。)
原因の多くは不良動作によるものが多いのでその原因を治さなければいけません。
特に気をつけるのは
柔軟性とバランス
小学生、中学生は筋力よりも柔軟性とバランスが重要です。
成長期は身長の変化と共に柔軟性は特に変化が大きいので、ピッチャーをやりたい子供たちはよくストレッチをやりましょう。

バランスは片脚ジャンプが良いです。着地が毎回同じ場所になるように行うと良いです。
目を瞑ってもできるぐらいになれば、完璧です。
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